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錦絵と切手

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日本で発行されている切手の中では、万国郵便連合の万国郵便連大会議記念切手や「文通による世界の文化交流」キャンペーンに基づく国際文通週間記念切手に、日本イメージアピールに好適な錦絵図柄が使われているものがあります。 国際文通週間記念切手は額面が航空扱い国際郵便料金に対応しており、初回1958年~1962年は「歌川広重・東海道五十三次」、1963年~1969年は「葛飾北斎・冨嶽三十六景」が採用されています。 発行の年代は東京オリンピック1964年(昭和39年)前後にあたります。 当工房のコレクションより一部ご紹介いたします。 ※(注)実際の切手面には掲載写真にある「SAMPLE」の表示はありません。 1961年/東海道五十三次・箱根 -ARTVILET COLLECTION- 1962年/東海道五十三次・日本橋 -ARTVILET COLLECTION- 1963年/冨嶽三十六景・神奈川沖浪裏 -ARTVILET COLLECTION- 1965年/鈴木春信・中納言朝忠/文読み -ARTVILET COLLECTION- Θ東海道五十三次の図柄は次の通り。 *1958年:京師(けいし) *1959年:桑名(くわな) *1960年:蒲原(かんばら) *1961年:箱根(はこね) *1962年:日本橋(にほんばし) Θ冨嶽三十六景の図柄は次の通り。 *1963年:神奈川沖浪裏(かながわおきなみうら) *1964年:東海道程ヶ谷(とうかいどうほどがや) *1965年:甲州三坂水面(こうしゅうみさかすいめん) *1966年:隅田川関屋の里(すみだがわせきやのさと) *1967年:甲州石班澤(こうしゅうかじかざわ) *1968年:尾州不二見原(びしゅうふじみがはら)