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19世紀末フランスの日本サムライ達

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今(2016年)からおおよそ150年ほど前、日本が西欧を範として近代社会への歩みを始めた頃、当時の文明一等国であったフランスを多くの日本人が訪れました。 近年日本でよく開催される一級品とされる浮世絵の展覧会の多くは、当時以降に半端もの同様に海外に流出した品物を中心とした言わば里帰り展覧会です。文明と文化とは異なるとはいえ、帯刀ちょんまげのサムライ達は何を見、何を感じ、何に翻弄されあるいは翻弄されなかった、のでしょうか。 当時と現代とでは時代環境が異なるので、現代の感覚では充分には量りきれませんが、現在フランス国立図書館等々に収蔵されている膨大なコレクションのなかのナダール写真スタジオの写真で当時のフランスの様子をうかがい知ることができます。ここではそのうちの20点余りをピックアップしてみました。 ナダール写真スタジオ(カプシーヌ大通り35)1850年 ΘTITLE:L'atelier de Nadar au 35,boulevard des Capucines ΘDATE:1850  Θ(C)BnF,Dist.RMN-Grand Palais/image BnF ※ 日本でも良く知られているモネなど印象派画家達の第1回印象派展が開かれたのがこの2階フロアーです。 日本の大使 1855-1890年 ΘTITLE:Ambassadeurs japonais ΘDATE:1855-1890 Θ(C)BnF,Dist.RMN-Grand Palais/image BnF パリの下水道 1860年 ΘTITLE:Egouts de Paris:vue interieure d'une galerie,tuyauterie et wagonnet ΘDATE:1860 Θ(C) Ministere de la Culture-Mediatheque du Patrimoine,Dist.RMN-Grand Palais/Felix Nadar 日本の大使 1855-1890年 ΘTITLE:Ambassadeurs japonais ΘDATE:1855-1890 Θ(C)BnF,Dist.RMN-Grand Palais/image BnF ナダールのパリ空撮 1868年 ΘTITL