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街なかのカラス!カラス対策グッズ!

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8月(2018年)上旬頃から、午前9時頃になると当工房近くの一画に「クァー、クァー」とカラスがたむろしては互いに争って、殊更に騒がしくなってしまいました。 どうやらそこにあるイチジクの木の実が目当てのようで、周辺一帯が騒がしい上に、育てられている果実の搾取は許しがたいので、対策グッズを作ることにしました。 とはいってもあまり時間もないので、ディーテールの粗さには目をつぶることとして、製作時間30分、2個完成です。一応、全天候型です。 早速、イチジクの木に設置。 周囲からはこんなもの効くの、と冷たく言われましたが・・・・・。 設置翌日:カラスの飛来なし。 設置翌々日:カラスの飛来なし。 こんなもの効くの、と言った人たちはもう何も言いません。 その後一ヶ月現在、カラスの飛来なし。 ということで、熟したイチジク、ゲットしました。

コンパクトデジタルカメラ

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スマホが今日のように高度に普及してしまうと、さすがに単体のコンパクトデジカメの活躍の場は少なくなってしまいました。 一般消費者向けの液晶モニター付デジタルカメラの記念すべき第一歩は、1995年発売のカシオ「QV-10」で、幾多のメーカーから続々と製品が登場して四半世紀、2018年5月カシオは一般消費者向けのコンパクトデジタルカメラ事業からの撤退を発表しました。 当工房に常設展示されている「QV-10」 1995年頃は、ビジュアルな画像処理に対応したパソコンシステムが登場し、インターネットが一般に普及し始めた時代で、画像処理ソフトのフォトショップもまだVer.4世代、写真はまだまだフィルム全盛でした。 改めて「QV-10」を手に取ってみると、当時の先端テクノロジーとして組み込まれたであろう液晶画面のその小ささに驚いてしまいました。 QV-10と一緒に写っているスマホは、右手前が4.6インチサイズ、左側が5.7インチサイズです。 仕様を見てみると ・撮像素子:1/5インチCCD(総画素数:25万画素) ・モニター:モニター画素数:61380画素 ・電源:単3型アルカリ電池×4/ACアダプター ・記録媒体:内蔵メモリー(16Mbitフラッシュメモリー) ・記録コマ数:96枚 記録媒体は内蔵タイプなので、データを外部に抜き出す場合は「パソコン接続キットLK-1(RS-232C用ケーブル)」が必要で、そのキットの箱には、「Windows95、WindowsNT上での動作は保証しません」と表示されており、まだまだ時代の趨勢がDOS-Vパソコンであったことが伺えます。

新春台湾茶会_無天茶坊

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台湾茶の「無天茶坊」さんでオープン記念の台湾茶会が開催されるということで参加させていただきました。 2018年1月13日14日、午前の部午後の部の計4部で、予約満席とのことでした。 私が参加したのは13日午前の部で、梨山高山茶、紅玉紅茶、阿里山水密桃(18年老茶)の3種、茶席の変わり目に二胡の生演奏、という趣向でした。 お手伝いをさせていただいた台湾民族衣装の額装品も自然な趣で壁面に収まっていてひと安心。 建物は元銀行ということもあって天井が高く、ゆったりとした空間で、今後随時イベントの企画があるようで、2月は二胡コンサート(二胡&ギター&ピアノ)だそうです。 ∞∞∞∞∞ オープン:1月18日(木) Θ無天茶坊 Θ岡山県玉野市築港1-10-10 TEL:0863-33-1155  *JR宇野駅から徒歩5分 ΘHP: http://muten.cccworks.net/ ΘFB: https://www.facebook.com/mutenchabou/ ∞∞∞∞∞ 茶席ではひとつのお茶毎で3煎(3杯)頂いたのですが、煎を増すごとに味わい深くなるものの濁りがなく、香りが豊かでした。 添えられた茶譜によると次のように説明されていました。 〇梨山高山茶 台湾を代表する最高級高山茶と評されています。標高2200mで栽培される梨山茶には、凛と華やかに立ち上がる高山の香気と余韻があり、他の追随を許さない品を持っています。 〇紅玉紅茶 ミャンマーアッサム種と台湾国内に自生していた野生種を掛け合わせて品種改良された高級台湾紅茶です。ミントのような香りと渋味のない味が特徴です。 〇阿里山水蜜桃(18年老茶) 阿里山金萱種良質な茶葉、手間をかけてじっくりと熟成しました。 18年寝かし、飲んだ瞬間まるで桃のような香りが口の内に広がります。 大変希少なお茶です。 午後の部の茶譜は次のような内容でした。 〇文山包種茶 発酵度が低く、最も緑茶に近い烏龍茶です。 この文山包種茶は、茶葉自体から花の香りを出すように作られています。(2017年コンテスト茶) 〇梨山蜜香紅茶 梨山高山茶と同じ茶葉を紅茶に仕上げました。 うんかが噛んだ茶葉を用いて作られており、茶葉のみで生み出される蜜のような香りが楽しめます。

NEW YEAR 2018

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2018年が始まりました。 日頃額装のご依頼のある品物は様々ですが、人生節目の思い出の写真、絵画や工芸などの作品、衣類、お気に入りの版画などなど、それぞれ印象深いものが多く、昨年2017年で特に印象深かったものは、台湾古来の民族衣装、そしてイタリア老舗の車メーカーの創業100年記念の往年のポスターの復刻版画でした。 台湾の民族衣装は、ジャケットと子供を背負うおいこの2点で、新規開店の台湾茶の茶坊内での展示用ですが、台湾で探し入手されたそうで、しっかりした生地に見事な刺繍が施されたものでした。内装イメージを考慮しながら、定期的な衣類メンテナンスの容易なスタイルとしました。 イタリアの復刻ポスター版画は、紙質もしっかりしたリトグラフ3点で、味があっていい感じでした。それぞれのサイズに合わせた特寸サイズ並びに耐経年劣化仕様となりました。 民族衣装、リトグラフともに歴史とアイデンティティーを彷彿とさせるものでした。 今年もいろいろな品物との出会いが楽しみです。