新春台湾茶会_無天茶坊

台湾茶の「無天茶坊」さんでオープン記念の台湾茶会が開催されるということで参加させていただきました。
2018年1月13日14日、午前の部午後の部の計4部で、予約満席とのことでした。
私が参加したのは13日午前の部で、梨山高山茶、紅玉紅茶、阿里山水密桃(18年老茶)の3種、茶席の変わり目に二胡の生演奏、という趣向でした。


お手伝いをさせていただいた台湾民族衣装の額装品も自然な趣で壁面に収まっていてひと安心。



建物は元銀行ということもあって天井が高く、ゆったりとした空間で、今後随時イベントの企画があるようで、2月は二胡コンサート(二胡&ギター&ピアノ)だそうです。
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オープン:1月18日(木)
Θ無天茶坊
Θ岡山県玉野市築港1-10-10 TEL:0863-33-1155
 *JR宇野駅から徒歩5分
ΘHP:http://muten.cccworks.net/
ΘFB:https://www.facebook.com/mutenchabou/
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茶席ではひとつのお茶毎で3煎(3杯)頂いたのですが、煎を増すごとに味わい深くなるものの濁りがなく、香りが豊かでした。
添えられた茶譜によると次のように説明されていました。
〇梨山高山茶
台湾を代表する最高級高山茶と評されています。標高2200mで栽培される梨山茶には、凛と華やかに立ち上がる高山の香気と余韻があり、他の追随を許さない品を持っています。
〇紅玉紅茶
ミャンマーアッサム種と台湾国内に自生していた野生種を掛け合わせて品種改良された高級台湾紅茶です。ミントのような香りと渋味のない味が特徴です。
〇阿里山水蜜桃(18年老茶)
阿里山金萱種良質な茶葉、手間をかけてじっくりと熟成しました。
18年寝かし、飲んだ瞬間まるで桃のような香りが口の内に広がります。
大変希少なお茶です。

午後の部の茶譜は次のような内容でした。
〇文山包種茶
発酵度が低く、最も緑茶に近い烏龍茶です。
この文山包種茶は、茶葉自体から花の香りを出すように作られています。(2017年コンテスト茶)
〇梨山蜜香紅茶
梨山高山茶と同じ茶葉を紅茶に仕上げました。
うんかが噛んだ茶葉を用いて作られており、茶葉のみで生み出される蜜のような香りが楽しめます。最高級の紅茶とされています。
〇凍頂烏龍茶(27年老茶)
27年間熟成した非常に貴重なお茶です。
老茶になれるお茶の条件は、まず茶葉自体の質が良いことです。
老茶は毎年または2~3年に一度焙煎をしますが、作り手の技量に大きく左右されます。
フルーツのような甘い香りが口の内に広がります。


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