情報とオリジナルの質のギャップ

絵本挿絵作家の米本さんが2週間ぶりに当工房へご来房。来たる5月に君津市民文化ホールで開かれる《スーホの白い馬/西川古柳(人形浄瑠璃・八王子車人形)x美炎(馬頭琴)×米本久美子(描下ろしイラスト映像)のコラボ公演》の背景用に描いた原画の額装のご要望でしたが、先日来1週間に渡った東京下北沢での個展では色々な人との出会いやら繋がりの輪も広がったそうで、オープニングの馬頭琴・美炎さんのライブも盛況で、加えて、ライブの時の料理がとてもおいしかった、といろいろと収穫多き個展だったようです。

オープニングライブの美炎さんのブログを読んでいるとこんなくだりがありました。
『・・・映像とのコラボはとても評判が良かったです。(米本さん関係の)出版社の方に、今日来る前に美炎さんの動画をYouTubeで検索していくつか聞いたんだけど、生演奏と全然違うね!あれは逆効果だから、かえってUPしない方がいいよ。音質も映像もいいのを撮ってUPしないと、もったいないよ。ということでした。むむむ・・何か考えないといけませんね。・・・』
活動のひとコマをスナップショット的に紹介している動画のことだろうと思いますが、生演奏の方が悪かったという話よりも良いものの、情報とオリジナルの質のギャップというのは考えさせられてしまう問題です。

情報発信が手軽にできてしまう現代、平面の美術作品にも当てはまりそうな話です。

さてさて、美炎さんは来たる4月29日、岡山県牛窓でライブだそうです。

岡山県瀬戸内市牛窓町
カフェてれや
19:30?
2500円 ワンドリンク付き

https://ja-jp.facebook.com/tereyacafe
http://tere-ya.at.webry.info/

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